備蓄

厚生労働省は、原則1人に対し2回の接種を想定していますが、1回で十分な効果があると判明した場合には見直しも検討されるようです。それというのも、ワクチンの備蓄が不足しており、年内に用意できる国内産ワクチンが限られているからです。米国立アレルギー感染症研究所が、子供への新型インフルエンザのワクチン接種の臨床試験結果を公表しています。臨床試験結果では、健康な10~17歳は、成人同様1回の接種で免疫効果を得られましたが、9歳以下では2回の接種が必要なようです。

厚生労働省はワクチンの必要量を5300万人分と見ており、足りない3600万~4000万人分の不足分を輸入ワクチンで補うことを検討中です。問題は、新型インフルエンザのワクチンの輸入ですが、通常輸入したワクチンを国内で承認するには数ヶ月を要するといいます。厚生労働省は、新型インフルエンザ感染の急速な拡大に備えて、国内での治験がなくても、海外で安全性が証明されていれば使用を承認する「特例承認」を検討しています。

また、国内で使用されている抗インフルエンザウイルス薬はタミフルとリレンザの2種類ですが、タミフルの備蓄は国と都道府県の合計で計4,095万人分、リレンザは492万人分。さらに、医療機関が持っている在庫もあるため、治療薬に関しては備蓄量は十分なようです。国内ではタミフルのほうが多く流通していますが、新型インフルエンザの感染者からタミフルが効きにくいウイルスが見つかっていることもあり、タミフルとリレンザの備蓄量の比率については、今後見直されるかもしれません。

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  1. 新型インフルエンザのワクチンの効果

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