優先順位
厚生労働省は、新型インフルエンザ用ワクチンの必要量を5300万人分と見ており、優先順位を、基礎疾患を有する人1000万人、乳幼児600万人、小・中・高校生1400万人、妊婦100万人、医療従事者100万人、65歳以上の高齢者2100万人との予測を立てています。(ただし、優先順位の内訳については、舛添元厚労相の希望的予測も入っているようです。)
新型インフルエンザ用ワクチンの優先順位に関して、多くの意見があがっており、慢性呼吸器疾患などで免疫が低下している患者に対し、新型インフルエンザを優先的に接種したほうがいいという案が出ています。そこで、厚生労働省は、呼吸器疾患、心疾患、腎疾患、肝硬変、神経疾患、血液疾患、糖尿病、がん、小児の疾患など、症状の重い場合に優先的に接種するものとしています。なお、優先接種対象者であっても、遺伝子検査で新型インフルエンザへの感染が確認されている人については、接種の必要性が乏しいとしてはずされるようです。
その他、厚生労働省が集めた、ワクチン接種の在り方に関するパブリックコメントの中には、保育関係者や受験生などにも接種させるべきとの意見があがっていましたが、厚生労働省は、「保育従事者は保護者と異なり代替が可能」「受験生は教育関係者を中心に受験機会を確保することで対応すべき」などの理由で、優先対象には加えないとしています。新型インフルエンザの感染ピークと受験シーズンが重なるため、今後、受験の時期をずらすような対策もとられるかもしれません。
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